pairtable()
caleigen()

Analysis: AHP (analytic hierarchy process)は多基準決断分析法Multi-criteria decision analysis (MCDA)のひとつで、評価項目の重要度、評価項目ごとの選択肢の好ましさを1~9の比で重み付けし、選択肢の優先度を決める方法である。
#1.AHPのためのペア比較表を作成する。関数pairtable()
#2.AHP解析を行い、固有値から優先度を算出する。関数caleigen()

Dependent package: "tcltk2"

Author: Grosjean, Ph. (2014). SciViews: A GUI API for R. UMONS, Mons, Belgium. URL

Data:
#1. Excelで評価項目用の表データを用意する。選択肢alternatives、評価項目criteria、下位評価項目childrenを表形式で用意する。childrenが2つ以上の場合は、c2,c3,...とする。全体として項目数は7±2程度にする。



#2. Excelでペア比較のデータを用意する。左側の項目が2以上9までであれば、右側の項目は1、逆に左側の項目が1なら右側の項目は2以上9までとする。左右いずれか重要あるいは好ましい方が2以上となる。 もし同じように重要あるいは同じように好ましいと考える場合は、いずれも1とする。



*青のボタンをクリックして、Excelに貼り付ける(Ctrl+V)と形式がわかる。 **このサンプルデータを対象に解析を行う場合は、#1と#2それぞれラベル名の行からデータの最後までを選択・コピーして別々に用いること。 #1はpairwise tableを作成するためのデータで、#2は固有値の計算からAHP解析を行い、優先度その他を計算するためのサンプルデータである。

Output: #1. pairwise table (CSVファイルであるが、調査人数に応じてコピーを作成して使用する)
#2. 評価者ごとに各評価項目の重みの一覧と選択肢の優先度、Inconsistency Index, Inconsistency Ratioのデータをテキストファイルとして出力する。